境界と塀

境界はおおらかに計画できると良いなぁ。
コンクリートや鉄による立派な塀より、周囲との信頼や余白を共有できる関係性に目を向けた計画を大切にしたいと思っています。
もちろんプライバシーや景観への配慮は忘れずにね。

蔵前の家　内覧会

たくさんの方々に内覧会にご参加頂き有難うございました。
worksの竣工写真は、すまいての生活が建築と馴染んでから撮影を予定していますのでしばらくお待ち下さい。

蔵前の家　木塀

木塀には無塗装の杉板を使用しています。
はじめは節が目立ち、色味も落ち着きがなく外壁とのバランスもベストではありません。
しかし、年月が経つことにより外壁と同じ色味へと変化し美しい表情があらわれてきます。
視覚的に変わらない美しさや、故意に最良の状態に近づける行為をできるかぎりしないように心掛けています。
自然の力におおらかな気持ちで向きあうことが、豊かで美しいという感覚を大切にしています。

蔵前の家　足場

 
ようやく足場がとれました。
住まいも人との繋がりと同じように、緩やかに柔軟な関係がまわりとできるといいなぁと思っています。
もちろん時には強くね。